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旭川柔道連盟は一般社団法人北海道柔道連盟の下部組織です。

会長挨拶AISATU

会長あいさつ

旭川柔道連盟の歴史

旭川柔道連盟 会長 岩崎  満

 平成24年(2012年)旭川柔道連盟創立60周年を迎えたことは、輝かしい歴史と伝統を誇る旭川柔道にとってこの上ない大きな喜びであります。また、ここに北海道で初めてのHPを開設するにあたり、新たな歴史を感じているところであります。
 旭川柔道は[昭和4年]武道熱のなか、待望の練習道場[武徳会旭川支所]の新築に伴い、各学校・警察・職場・町役場で修行した者が合流して稽古に試合にと汗を流しました。その結果、武徳会旭川支所の審査による有段者と、出札して講道館分場である札幌柔道有段者会の審査による有段者も出て統一の方向に進みました。
 [昭和9年]旭川柔道有段者会の設立総会が開かれて、〈会長〉河原真澄、〈副会長〉下村晴二、〈幹事〉平通尊・関口順紹の各先生が選ばれて、設立の念願が叶いました。審議部も決定し、弐段までの審査を行い、札幌柔道有段者会を経て講道館に手続きを行うことができるようになりました。時を経て[昭和11年]講道館に旭川柔道有段者会を正式に認可され、参段までの推薦を直接できる資格を受けました。次いで[昭和14年]に4段、[昭和25年]には5段までを推薦できるまでになりました。
 [昭和27年]二代目〈会長〉平通尊、〈副会長〉鈴木俊一・大田博視、〈常任理事〉に松本弼一・佐藤茂・稲田正閲・橋本茂左エ門・百町寅久の各先生が選ばれ、ここに【旭川柔道連盟】として誕生したのであります。旭川柔道連盟の発展を願った平会長・鈴木重先生が先頭になり、その時々の幾多の困難を乗り越えて、各大学等を訪問されて指導者の勧誘に努められ、その結果多くの指導者が旭川に迎えられました。そのうち天理大出身者7名。私もその一人で、[昭和40年]旭川日大高等学校(現:旭川大学高等学校)に着任、その後旭川大学に迎えられ[平成26年]、指導者として50年の節目を迎えることができました。この節目に旭川柔道連盟と共に一層の発展と成長を遂げたいものと念ずるものであります。また、指導者として多大な功績を残された、山本典夫(旭川西高)・加藤秀雄・平野哲夫・中野良広(旭龍谷高)・中野政美(旭川南高)・東出敏明(旭実高)の各先生が一体となり、旭川柔道の普及、発展にご尽力いただきました。先達に深甚なる感謝を申し上げます。
 選手強化の面でも、今日までの長い年月における各位の並々ならぬ熱意とご指導により、国際大会、全日本大会で活躍する幾多の選手を排出するに至りました。現在でも多くの選手が世界で活躍しております。
 旭川柔道連盟は道北の中心となり、各連盟と足並みをそろえ、充実の一路を歩み数々の実績を上げてきました。創立当初の大いなる志を忘れることなく、歴史と伝統を継承し、来るべき新しい時代での更なる発展を誓って、本連盟の紹介といたします。
                   (平成27年6月)

バナースペース

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